ほんと、みんな色々ある。
新しいバイトを始めてジタバタ、ジタバタしております。
バイトとか仕事において、手を抜くとかテキトーにやるっていうのが出来なくて、勝手に使命を背負って、勝手に自分が苦しくなるパターンをいつも通りやっております。
バイトとか仕事がある日は、その何時間も前からあと何時間で、バイトだ…あぁなったらどうしよう、こう言われたらどうしようと、毎回本気で胃が痛くなります。吐きそうになって緊張して、バイトから帰ってきたら頭がガンガンしている。
バイトなんてもう10種類以上はやってるし、仕事だっていくつもやってるけど、本当に毎回同じことの繰り返し。
もぉーやなんだけど、変わらない、変われない。そんな時ってどうしても、視野が狭くなりがちなんですが、今日は60代の人の話を聞いて、ちょっと我に返りました。
ほんとみんな色々あるんだなぁって。
ある人は、すごく信じてた友達の借金の保証人になったら、トンズラされる。地方の実家まで追いかけていったのに、家族ぐるみで騙されて、連絡が取れなくなった。その時に助けてくれて人がいて、本当に感謝しているって。
その方に対して、人間関係がどこかお節介なんじゃないかな?と正直思ってたんだけど、自分が苦しかった時に助けられたという経験があるから、出来るなら自分も人に手を差し伸べたいって思ってるんだなぁって気がついた。
客観的に誰かの行動を見て、知ったふりをしてジャッジしてる自分がいた。それはそれでそうなだけだけど、やっぱり人にはその人にしか分からない思いがあるんだなーって沁みてきた。
そして、この沁みてきた気持ちは、自分に対する恥とか責める気持ちじゃなくて、あったかいものでした。涙が出そうになるようなジーン。
他にも80歳を過ぎて、自殺をした尼さんのお話を聞いた。若い頃、夫と上手くいかず、乳飲子を含む子供達を捨てて仏の道に入った。それなりに成功して、大きくなった子供達に援助をするも、ことごとく子供達の人生はうまくいかない。その後死んだという知らせを受け取ったそうです。
最後に会った時「私が死んだら、これを飲んだと思って」と見せられた錠剤が忘れられない、
彼女生きてたくなかったんだろうね、というコメントが私は今頭から離れません。
なんだろうこの気持ち。
何に共鳴しているのか分からないけど、すごく心が動いた。泣きだしたくなるような気持ちになりました。
四谷の純喫茶 騎士道