vol.2 好きな画家について
美術の成績はずっと悪かったけれど、私は絵を見るのが結構好き。
きれいに描きこんでいる絵よりも、ぐちゃぐちゃで何が書いてあるか分からない絵が特に好き。
例えば…ウィリアム・デクーニン
(画像はネットから引っ張ってきています。)
何で初めて見たのが分からないけど、こういう書き殴ってあるみたいな絵が好きなんです。見ていると気持ちがスッとしてきて想像を搔き立られるからだと思う。
美術史の系譜からいったら、たぶんとても技術の高い人があえてやっているのだと思うけど、私からするとこれならなんか書けそう!私にもあるこの世界観!と親近感を覚えます。
さとこ画伯のお絵かきはというと・・・
アボリジニーのおばちゃんの絵
あとは、もう死んじゃったけどオーストラリアのアボリジニーの画家エミリー・ウングワレーさんも好き。
こないだブックオフで図録を見つけてお買い上げした。
これが何か?とかじゃなくて、見たときにいいねぇ、うん、うん、分かるっ、にやっ ていうのが私のアンテナなんです。
解釈とかは苦手で、自分の感覚に合うかどうか、見ていて気持ち悪くないか、踊りだしたくなるかという子供心を発動させる。
だから、美術館で絵の横にある解説はけっこう苦手です。
「〇〇のように描かれた〇〇からは、作者の不安が伝わってくる」
「見るものを〇〇な世界に引き込んでく」
みたいな定型文にはめ込まれた絵はなんてかわいそうなんでしょう。
うっさい、ほっとけ、
と思うので、できるだけ見ないようにしています。
描かれた年と絵具とかの素材とタイトルだけでいいんじゃ、と一人で怒っています。
まず、絵だけを見て、タイトルを自分で考えて、作者が考えたものと答え合わせなんてのもやることがあります。
世界の嗣治さん
系統は違いますが、竹橋の近代美術館でいいなと思う絵をピックしたらほぼ嗣治作品だったこともあって、藤田嗣治も大好きです。
有名で人気なのでいつも日本中どこかで展示がやってますよね。
乳白色の裸婦が有名なのかな??
ぼわんとしているのに、洗練されてて、好きです。
今、机の前にも画集があります。
ゴーギャンはどこかの雑貨屋で絵をプリントした布地を発見して、コルクボードに張り付け机の前に飾っております。
こんな感じ
共通点としては、私の妄想にどれだけ向いているかだと思います。
(巨匠たちを前にあくまで自分目線w)
その絵を見て、自分の中で想像が掻き立てられたり、今私が日本人で31歳でどーのこーのという日常を忘れられるか、絵の世界観にトリップできるか、というところなんですね。
そういう意味で好き・嫌いが決まっていく。
てきとーで最高な美術鑑賞法だと思っております✨
あ、最近お姉ちゃんに指摘されて気がついただんだけど、私は感覚を人に説明する能力があんまないみたいです。
自分の中でわかる!ってなったら、人も物も事象も入ってくるんですが、それを「人に」「分かるように」伝える能力がもともと皆無らしい。
自分で自分を「私って論理的な人間かも、ムフフ」と思っておりましたが、そうではないようで。論理性への理解と憧れとリスペクトはありますが、素質はございません。
なので、これを読んでは?ってなった人多いかもしれない。
でもね、いんですよ。
だって、特に意味はないので。秋の夜の自分活動(ひまつぶし)です💛💛
雨が降って寒くなったので皆さん、お気をつけあそばせ。
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一応、今年が終わるまで毎日ブログ書く!の文脈で取り組んでいます。だから今日はタイトルにvol.2って加えました。
昨日の記事は、〇〇が嫌いじゃ~という悪口日記になったので、
さぞ、反応もしにくかろう、と思い
2日目の今日は、〇〇が好きというテーマでと好きな画家についてお届けしました。
明日は、「好きなイラストレーターについて」、の予定です。
ってほんまかー??