最近の私
最近の私は、好きな時間に寝て、起きた時間が起床時間という夢のような生活を送っている。
お天気が荒れている日は外に出ない。
絶対に出ない。
暑すぎるのも、台風で風が吹き荒れているのもやだ。
出ない。
図書館に通う。
大好きな児童文学の書棚を漁る。
リンドグレーン、カニグズバーグ、くまのプーさん、ムーミンシリーズ、フィリパ・ピアス、マーガレットマーヒー、ファージョン、ル・グウィン、グリーンノウの子供たちシリーズ、
書棚を歩いているだけで、小さい頃に読んだわくわくが蘇ってきて安心する。
私が大切に楽しんできたものが、幻ではなくて今もあるって分かってすごくほっとする。図書館だと買わなくていいので、何冊も手に取って自分の机に持っていってちょっとずつ読んだり、借りたり、いつでもそこにあるという安心感がすごくいい。
社会人用の予約席があるので、そこを陣取って、目についた本・雑誌、児童文学の本を4,5冊どさっと置いて眺めたり、読んだりする。
最高。
集中して2時間も読むと飽きるので、書棚を歩き回る。
手芸、料理、政治、大衆的な小説、美術、語学、化学、雑誌
いろんなジャンルを歩いては、うん、まだまだ人生楽しめるな、と思って机にかえってくる。
本を読み終えたら、一番印象に残った言葉と挿絵を自由にノートに書く。
最近は、コンビニで買ったクレパスで書くのが楽しい。
イラストなんていう代物ではなく、小学生の図工だ。
お絵かきの一部
あと、本の舞台になった国の観光ガイドとか、地図を一緒に眺めるのも楽しい。
最近では、ユダヤ系ポーランド人で、孤児院をしていた人の話がすごい良かった。
作者はイスラエル人。うん、歴史って複雑。
頭で何も考えたくないから、ipadでなんとはない単純なゲームをやっていたのだけれど、最近調子が悪い。
ゲームでなくとも、要は頭がからっぽになる手作業ならなんでもよいので手芸を始めた。
クロスステッチとかストレート?縫いとか。
それで調べてたらドはまりな刺繍があった。
その名もイーラーショシュというルーマニア・トランシルヴァニア地方の刺繍。
日本人でこれを広めている人がいて、谷崎聖子さんという人で、この人がまた素敵。
現地に住んでルーマニアやらハンガリーやらの伝統的な刺繍をしている村を訪ね歩いているらしい。
いいなぁ。こういう生き方。
私には打ち込めるものがない。
収入がほぼゼロなので、いろいろ困る。
その度に恥を忍んで頭を下げるのだけれど、これがすごい嫌だ。
恥ずかしいし、情けないし、とことんいやだ。
全部自業自得だし、働きゃいいんだけど、とにかく生きていくのに銭が要る。
そう思ってもはややけくそで、近所の塾講師に応募した。
検索で一番上に上がってきたところ。
面接に行くとたいがい、私の経歴を見た面接官の頭に?が浮かぶらしく説明する。
取り繕うところはない。もーいい。
生きている限りいろいろやってみたいんです。
いま、私がそう思ったので応募しました。はい、以上。
そう思って、落とすなら落としてくれと思うんだけど、
人に合わせてしまうくせが出て、たいがい受かる。
バイトだしね。
あ、もちろん最近受けたCAの試験は落ちたよ。
お金が入ったらあれを買おう、これをしようという妄想をするだけで楽しい。
というか、妄想したいからバイトとか仕事に応募するのが好きという私のいつものパターン。
どーなんのかね。私。
フリーター、主婦、フリーランス、居候
言い方はいろいろある。
ムーミンがかわいくてかわいくて