○○さんへ のへ
○○さんへ と書き出したメールのへが好きだ。ビジネスメールでは普通、○○様、もしくは○○さん と書いてへは書かない。そんな事務的なメールに埋もれて、○○さんへと書かれるとすごくあったかい気持ちになる。○○さんだけでも意味は通じるけどへが付くと特別にあたなたへのメッセージという気がするからだ。わたしは、嫌いな人には○○さんへのへは書かない。へと書くほど相手を思いやるつもりはないから。手紙ではへはよく使われるけど、メールのテキストでへが使われると特別な感じする。
考えてみれば、○○よりのよりも一緒かもしれない。○○だけでも意味は通じるけどよりをつけると、親密な感じがする。
ちょっと試してみよう。まずは、何もなし。事務的なパターン。
これを読んでるみなさん
云々カンヌン
さとこ
どこか気取った芸能人のメッセージみたいだ。では、へとよりをつけてみる。
これを読んでるみなさんへ
云々カンヌン
さとこより
うん。礼儀正しくて親しみやすい気がする。
ちなみにこれをふと思ったきっかけは、社内の人とのやりとりでへをつけたメールが送られてきたこと。私たちは日常の細やかなことにもある文化コードを感じながら過ごしてる気がする。これだけ真面目にへについて書いたわたしのただの考えすぎだったらちょっと悲しいけれど。